やぁ、みなさんこんにちは。
サムライ祭りも一段落して、毎日額装したドロンのポスターと暮らしていますが、前回もちょっと書きましたが、殺し屋辞めます譚なら「ビッグガン Tony Arzenta」の方が断然好きです。
あ、そうそう。ブログの画像にはリンクをなるべく貼り付けることにしました。
Amazonは以前は商品画像付きのリンクを貼れたのですが、今はその機能が無いみたいなので、画像に埋め込んでいます。
Amazon以外も、美味しいものや美味しいお酒や美味しいところの情報は画像にリンクをなるべく入れることにしたので、よかったら見てみてください。
で、「ビッグガン」を始めとする70年代ドロン作品は、破滅型ここに極まれりという秀作に溢れており、さらに家族や愛する者への強い思い=俺の愛するものを取り上げる奴らは許さんという、愛すべき情熱的なおとっつぁん像が描かれており、実にシビれる訳です。
で、この度Blu-rayで買い直しました。
色キレイですよ。
で、今回のリマスター版には、野沢那智の吹替もしっかり入ってます。
元々オリジナル音声はイタリア語の吹替なので、ドロンの魅力である、スクリーンからずんっと突き出してくるような本人の太い声が味わえない代わりに、この那智入りは本当に嬉しいです。
しかもドロンのボスは森山周一郎で、他の絵に描いたようなマフィアのボスと比べて見た目は落ち着いた洒落者風情なのに、森山先生の声で、「殺されたのはヤツが悪いんだ、俺の話を聞きやしねぇ、おかげであのざまだ。オメー先に行ってドンマリアーノ神父に話を付けとけ...」とか、もろコジャックでドス効きまくり。横にいる手下は羽佐間道夫さんでしょうか。
カルラグラヴィーナは小原乃梨子さんだしね。洋画吹替天国な作品です。
ちなみに日本語版の演出は、「チキチキマシン〜」「ドラドラ子猫とチャカチャカ娘」でお馴染みのハンナ・バーベラ作品を手掛けた、高桑慎一郎さんだそうです。
この映画の主題歌はオルネラヴァノーニのL'appuntamento(後に日本のTV『小さな村の物語 イタリア』でおなじみに)。ドロンはオルネラのファンで「高校教師」でも主題歌Domani un altro giornoで起用したほど。
さらに「ビッグガン」では、MINAのVorrei che fosse amoreがラジオから流れる場面で、側にはいかにも70年代なMINAの写真が載ったTVガイド的なTELE GIORNOが置いてあったりと、なるほど、イタリア+フランス合作なのよね、なんてシーンがあったりします。
このブルーレイを買ってからまだ間もないのですが、もう何度も観ちゃいますね。
イタリアマフィアの話なのに、私の苦手なサーガものの要素は無く、テンポ良く進むところがイイですね。監督はドゥッチョテッサリというドゥッチョ聞いたことがない、あまり存じ上げない方ですが、マカロニものとかを手がけた人なんだそう。ジャンニフェリオの音楽もまた良いですなーなんて実家でも観ていたら、母親が「アランドロンは目がアランドロンだね」なんてまたすごいこと言ったのですが、まさにそうですね。
序盤の悲劇を見つめるドロンの目、そしてラストシーン。
目の前の悲劇だけで無く、もっと深いところに持っているものが澱んでいるようなドロンの目。
子供の頃に観た「暗黒街のふたり」のラストシーンのジャンギャバンを振り返るドロンの目が強烈に印象に残ってるんです。
みなさんも是非観てみてください。
で、ビッグガンといえば、最近オカルト界では「ビッグフット」がまたクローズアップされているそうですが、
おや?最近ebayはこんな箱で送ってくるようになったんですね。
英国Royal Mailで何が届いたかというと、
英国Royal Mailで何が届いたかというと、
そうです、以前ハケットの回で取り上げた、この足を掛けているSchallerのVolume Pedalです。
そうそう、こんな過去オークション記事を見つけて、案外安く出てたんだねーなんて言ってたアレですが、運よく見つかったのよ。
フリップの足下にもありますね。
DEWTRON MISTER BASSMAN、COLORSOUND OCTIVIDER、もっと言えば1952 LES PAULの時もそうですが、ピンと来て、とことん調べて、「よし!オレのだ」となったら見つかるもんですねー。
これぞ「引き寄せの法則」でしょうか。なんちて。
どちらもハンマートーンの外観がイイですね。
裏返した図がこちら。
ほら、ビッグフットでしょ?
全長がこんなに違うのねん。
右のVOXに貼り付けてあるマスキングテープとゴム脚みたいなものは、昔ワウをいじり倒していた頃、なら一から自作だべ!と、基盤を装着するための絶縁の工夫ですね。つま先部にはフットスウィッチ取り付け用に開けた穴があります。
このペダルは、後年のJen Crybabyなんかに比べストロークが短く、実に私好みだったのですが、結局『この手のペダルはそのままの状態で音が良くなければ、コイルや抵抗、コンデンサー取り替えたりとか何してもダメ』という結論に行き着いたので、いずれヴォリュームペダルとして使おうかと思い、ご覧の通りポットを組み込んんで見たものの、そのストロークの短さが仇となり、カカト側に倒しても音量がゼロになることはなく、出番なしの状態でした。
当時はどういう用途で使われていたんでしょうね。
で、このVOXはアルミ製で筐体の分厚い見た目の割に軽量なんですが、左のSchallerは何とプラスチック製!
ハンマートーンも何じゃらほいで、こんな軽かったら足元ですぐ転がっちゃうじゃんというレベル。
で、さらにビックラこいたのがこの裏蓋。
これがどうやら鉄製ですんごく重くて、この裏蓋以外のパーツ全ての合計より重いという始末。これでバランス取ってんのね。
さらに不思議なのが、
MADE IN GERMANYとあります。
ベルリンの壁崩壊が1989年11月ですから... ??
CAZALでもそれ以前は、MADE IN W.GERMANYの表記があります。
このペダルはどう考えても60's末〜70sの物なので、ん〜どうなんでしょう?
ま、何はともあれ、幻のペダルが手に入ったのですからアンプに繋いでみましょう。
んー、アンプ直結に比べてペダル全開でもゲインが落ちてしまうのはご愛嬌でしょうか。ギアを外して確認しましたが、ポットは全開に開き切っています。
しかし「音がこもる」とか「音やせ」なんてことは感じられないので、これはこれでありでしょう。問題ないっす。
で、ペダルをカカト側に目一杯倒す(ヴォリュームを絞る)とめでたく音量がゼロになるかと期待しましたがさにあらず、ちょこっとだけ音出てます。
でもVOXでやった時とは違い、ほんのわずかに音が残っている状態なので、なんとか仕様はないのかしら?
これがペダルのカカト側ですが、なんかやたらとネジが付いてますね。
ならばと、内側からそのネジを外して(といってもネジが長くてペダルが邪魔して抜けないのでヤスリで切って捨てました)、再度音出ししてみましたが変わらず。
んじゃ、いちばんカカト側にあるネジ2本も取っちゃいましょか。
すると、目出たく無音になったのは良いのですが、
爪先側にペダルをそっと倒していくと、音量ゼロからほんのわずか無音が続いてすぐさまブチッと音が出るという現象。
ん〜〜せっかく無音からペダルを起こせる様になったのに、これではちょっと使えませんねぇ。どうしましょ?
ならば、音が出るジャストなポイントでペダルが止まるようにすればインじゃん?ということで、ネジなしの状態から、取り外したネジの頭の厚み以下のドンズバな隙間を埋める厚さとはなんぞや?といろんなものを挟み込んで実験した結果、1mm厚のピックがどうやらドンズバなようです。
ならばピック切って貼る?
でも接着剤や両面テープの厚みでも変わりそうだし、第一ペダルが始終当たる衝撃には耐えられまい。
じゃやっぱりネジ?
でもそんな薄いのなんてあるのかしら?と、薄頭ネジとか色んな言葉を考えて検索していたら見つけました。
「超低頭 小ネジ」という商品名でした。その頭の薄さ1mmジャスト!すばらしっ!
しかし次から次へと試練はやってくる訳で、ナットはペダル内側から締めるとして、薄頭のプラスネジはどうやって固定するのさ?ドライバーなんかへぇんねえじゃん!
むうぅ、ここであきらめてなるものか。
どうやって検索したか覚えてませんが、こんなの見つけました。
「薄型オフセットドライバー」って言うんですって。
ね?これなら入るっしょ。
ちなみに、ペダルと本体を繋いでいる支柱を打ち抜いてペダルを外す方式は今回はパス。
大抵のワウには支柱を抑えている板バネがあり、内側にはそれを留めるネジがあるのですが、このペダルには見当たりません。
最初にネジを外した、新宿西口みたいなドーム状の突起もペダルに当たることはなく、超低頭ネジにペダルの縁が当たって、ジャスト音量ゼロになり、ペダルを爪先方向に倒すや否や怨霊、あいや、音量が復活してくるという寸法です。大成功ですな!
さて、欲を言えばゲイン下がりをなんとかですが、どうなんでしょうね。

























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